当院について

ご挨拶

当院は広島市中区の白島エリアに密着したクリニックを目指していく中で、診療のみならず、待合室でお過ごしになる時間や、スタッフとの触れ合いの中でも、ほっとした気持ちになっていただけるクリニックになれるように努めて参ります。 「暗闇の中で出会った1本のロウソクのともしびのような、ささやかではあるけれどもほっとしていただけるようなクリニックになりたい」 そんな思いを「リュミエール」(lumiere: 光、あかり、ともしび の意。仏語。)というクリニック名とロゴマークに込めています。

心療内科を取り巻く環境

世界保健機関(WHO)が1948年に憲章前文で「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいう。」と健康の定義を謳って久しくなります。日本国内でも、健康増進の取り組みなどが成果を上げ、急性心筋梗塞や脳卒中の患者数は減少傾向にあります。 その一方で、2011年、厚生省は地域医療の基本方針となる医療計画に盛り込むべき疾病として指定してきた①がん、②脳卒中、③急性心筋梗塞、④糖尿病の4大疾病に、新たに精神疾患を加えて「5大疾病」とする方針を決めました。 実際、2014年の自殺死亡者は約2万5千人で、その内、約9割が何らかの精神疾患にかかっている可能性があったとの研究報告もあります。患者の早期治療など、地域の心療内科クリニックの担う役割は大きいと考えます。

心療内科クリニック リュミエールのお約束

  • EBM(evidence-based medicine:良心的に、明確に、分別を持って、最新最良の医学知見を用いる」医療のあり方)に基づいて、精神科・心療内科の日常的疾患の治療/慢性的疾患の管理を行っていきます。
  • 必要に応じて、フェリチンなどの血液検査を行い、鉄・タンパク質・ビタミンなど、栄養問題のアプローチから、精神的な症状の改善に取り組みます。
  • 疾病予防の相談窓口/健康情報提供の機能を果たします。
  • 待ち時間を短くできるよう完全予約制の受診を実現します。
  • スタッフの笑顔と癒しの空間で安心感と安らぎを感じていただけるクリニックを目指します。
  • 物理的にも心理的にも地域の方々の身近な存在となり、利用していただきやすいクリニックを目指します。

医師のご紹介

shinichi-katayama院長片山 真一 Shinichi Katayama

略 歴

昭和57年3月に広島学院高等学校を卒業。 昭和59年4月に東京大学理科Ⅰ類に入学、船舶工学を専攻し、大学院修士課程まで進学、平成2年3月に修了(卒業)しました。 同年4月に、地元広島のマツダ株式会社入社、主に商品開発部門で働きました。 平成13年3月にマツダ株式会社を早期退職制度で円満退社後、平成14年4月に島根医科大学医学部医学科に入学し、平成20年3月に同校卒業。平成21年4月に医師免許を取得しました。 その後、広島共立病院で臨床研修を終了後、広島大学病院 精神科、県立広島病院 精神神経科を経て、平成27年7月に心療内科クリニック リュミエールを開設しました。